最近(でもないかな?)“自然うんたら”とか“手作りのかんたら”ってのが妙に目立ちますねぇ。
“手作り○○”、“手作りの△△”。なんで手で作ることがそんなにもてはやされるんでしょうねぇ。
手作りにはそれなりのリスクもあるんですけどねぇ。まぁ、概ねO.K.としても、なかには
「そんなもん機械で作れるわけねーじゃねーか」
とか
「手じゃなくて足で作れるものなら作ってみろよ」
と言いたくなるようなものまで“手作り”を冠してある。なんか意味あるのかなぁ???
第一、手で作るったって道具を使うものが殆どでしょう?
ヘラとか泡立て器とか包丁とか編み棒とかetc. 。
機械も道具の一種で、それを操作するのが人間の手だとすると、手作りっていったい・・・
自然うんたらに関してはもっと理解し辛い。自然と人工、naturalとartificialの境はどこに
あるんでしょう?
例えば甘味料。ある人工甘味料(と称するもの)が石油から作られているとする。でも、石油は
天然のものだからこれはnaturalを冠してもよいのではなかろうか?
「うちの子は自然食品で育ててますのよ」
と曰う奥様は“人参”や“胡瓜”をおやつに与えるが、アイスクリームやキャンディーはだめだと。
でも、アイスクリームもキャンディーも原料は自然のものですぜ。りっぱな自然食品だぁ。
あるいは、ある有効成分が
「当社のは○○という植物から抽出しており・・・」
と言い、
「石油から作られている様な粗悪品は使用しておりません」
だって。石油だって元は生物じゃん。あんまし変わんねーぞ。
#なんか文句ばっか言ってるな。