瞬断の嵐

今朝、いつものように出勤した。自室に入ると、なんとなく違和感を感じた。が、あまり気にすることもなく机の前にすわり、PCで仕事を開始。あれっ???　いつも起動したままのメーラーが起動していない???　終了させた覚えはないのだが、なぜだろう???　不思議に思いつつ、作業中のWord fileを開く。んっ???　左側に『文章の回復』みたいな奴がでる。なにぃ???　ってことは、PCが落ちて、再起動かかったのかっ!!!　先ほど感じた違和感は、、、、、そうかっ!!!　サブマシンが停止しているんだっ!!!　サブマシンの電源SWを押しつつ、何となく考えた。
PCが一台のみならず、複数台再起動あるいは停止したということは、停電、しかも瞬断が起こったのだ。そう言えば、今朝は早朝の5時頃からもの凄い稲光と雷鳴が轟き、土砂降りだった。そうかっ!!!　あの雷で瞬断だっ!!!
それに気がついた私は、脱兎の如く自室を飛び出し、実験室へ走り込んだ。
やはり、実験室では装置が停止していた。最低限の対策は施してあるので、突然の電源停止でもさほどの被害に遭うことはないが、それなりのダメージはありうる。特に、長時間の停止は、それなりの準備が必要だ。大急ぎで、しかし、正確に復旧作業を行った。しばらく様子を見たが、なんとか事なきを得たようであった。ふぅ・・・
改めてPC群をCheckすると、再起動がかかったものや、停止しているものが殆どだった。一台々々手当てしてゆく。勝手に再起動し、そのまま動いているものが多かったが、伊籍機伯はだめだった。本格的な修復が必要なようだ。その他、[广龍]統士元と張嶷伯岐は動いているかのように見せかけて、まともには動いていなかった。なんどかResetや電源ON/OFFを繰り返さないとLinuxが起動しない。これらも本格的修復が必要であろう。また、陳震孝起はKNOPPIXなので、再起動の後の設定が面倒。Networkの設定をし、必要なFileを他のマシンからFTPしてこなければならない。CDDからじゃなくて、USBメモリから起動するようにするか?
取り敢えず、大急ぎで全体の修復を、できるところだけでも、済ませて仕事に取りかかった。
夕方になり、仕事も一段落かと思われた頃、再び稲光・雷鳴と土砂降り。しばらくすると、若干小やみになったので安心したら、突然の瞬断!!!　(ま、瞬断なんて突然のものですが。)　再び装置停止、そしてPC群にも朝と同様な試練が・・・
朝と同様の作業を繰り返さなければならない。天候を恨みつつも、作業完了。が、やっと完了したと思ったら、また瞬断。
結局、瞬断が5回も続いた。そのため、File Serverである黄忠漢升にも問題が。何度目かの瞬断の後、黄忠が起動しなくなった。これには青くなってしまった。[广龍]統や張嶷と異なり、黄忠のHDDは新しい。File Serverなのだから当然といえるが。その黄忠が死んでしまうのは、色々な意味で痛い。焦りつつもResetや電源ON/OFF、さらにはコンセントを抜いて、コンデンサのディスチャージ等を施すことによって、なんとか復旧。焦ったぜ。
今晩は、装置は稼働させることを諦め、本日は停止させることに。非常に有り難くない。停止していることに依る作業の中断だけが問題なのではなく、停止していること自体が装置に良くない影響を与えてしまう。この湿度の高い状態で半日放置されることは、回復するまでの最低でも三日、下手すると一週間程度かかってしまう。が、対処なしで一晩停止してしまうよりはマシだろう。
また、死亡した伊籍に加え、KNOPPIXな陳震も停止させてきた。致し方あるまい。
帰宅後も瞬断は起こったようである。現在、[广龍]統と諸葛瞻思遠が停止している模様。まだ大気が不安定なのだそうで、明朝まで何台が生き残るのであろうか。明日は仕事場から直で出張に行かなければならないのに・・・　orz