だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

撮像素子

D700: 36 mm×23.9 mm, 1210万画素
D7000: 23.6 mm×15.6 mm, 1620万画素
GH2: 約17.3 mm × 13 mm, 1605万画素


フルサイズ: 860.4 mm2
APS-C: 368.16 mm2
フォーザーズ 4/3: 224.9 mm2


860.4 : 368.16 : 224.9
1 : 0.428 : 0.261 = 1210 : 518 : 315
2.34 : 1 : 0.611 = 3791 : 1620 : 990
3.83 : 1.64 : 1 = 6147 : 2632 : 1605


単純化して考えると(Lensの分解能とPrinterの分解能は無視できるとする)、画素数が増えれば増えるほど面分解能は高くなる。
撮像素子以降の電子回路は同等だとすると、画素数が増えれば増えるほど一画素に入射する有効光量は減る。
製造技術の革新により、一画素あたりのS/Nは向上しうる。
机上の空論としては、小さい撮像素子と同じ面密度を持つ大きな撮像素子を製造しうる。ただし、歩留まりは著しく落ちるであろう。仮に全く欠陥なく製造できる技術があったとしても、一枚の基板から採れる素子数は撮像素子の面積比に依存するので、フルサイズは4/3の3.83倍のコストがかかる。
現実問題としては、大量生産しないとコストは下げられない(スケールメリット)。
(撮像素子として)D700と同じ高感度耐性を持つ315万有効画素の4/3撮像素子が生産されることはないであろう。
D7000と同程度の高感度耐性を持つフルサイズセンサーは3791万画素になる。その場合、撮像素子の価格は少なくともD7000のものの2.32倍になる。
同様に、GH2と同程度の高感度耐性を持つフルサイズは6147万画素、価格は3.83倍。
また、GH2と同程度の高感度耐性を持つAPS-Cは2632万画素、価格は1.64倍。


新型であるDMC-G3が1580万画素らしいので、4/3の高画素化は1600万画素辺りで打ち止めなんでしょうか。Lensの光学性能がボトルネックになってきたのですかね。
となると、フルサイズの高画素も6000万画素、APS-Cは2600万画素辺りが色んな意味で限界なのかも。
RAWのファイルサイズがどんだけ;、ってことはそんときに心配することとして。プリアンプの性能向上が鍵なんでしょうか。


まぁ、PCの画面かA4程度でしか鑑賞しないので(Trimmingなんてする気もないですし)、D700でお腹一杯なんですがね。今のところ画素数が減る方向には行かないでしょうが、画素数なんかより小型軽量安価なフルサイズ・・・