だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

2・3号機もメルトダウンか

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110524/k10013066531000.html

5月24日 10時7分

東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機について、核燃料が長時間露出していたと想定した場合、いわゆる“メルトダウン”し、2号機では地震から4日後の3月15日午後8時ごろ、3号機では地震から3日後の3月14日午前3時ごろには、大部分の燃料が溶けて原子炉の底に落下した可能性があるという解析結果を東京電力がまとめました。東京電力は、現在、原子炉の温度は比較的低く、安定的に冷却されているとして、今後、大きく事態が進むことはないとみています。

東京電力は、メルトダウンが起きていたとみられる1号機に続いて、2号機と3号機についてもこれまでに得られたデータを基に原子炉の状態を解析しました。その結果、まず2号機については、地震から3日後の3月14日午後1時25分ごろ、隔離時冷却系と呼ばれる原子炉の冷却装置が停止し、水位が急激に低下します。その後、消防ポンプ車による給水を始めますが、原子炉の水位は回復せず、核燃料が露出していたと仮定した場合、14日午後8時ごろには、一部の燃料が溶け始め、その後、燃料の溶融が一気に進み、地震からおよそ101時間後の15日午後8時ごろまでに、大部分の燃料が溶けて、原子炉の底に落下し、メルトダウンした可能性があるとしています。3号機については、3月13日午前2時42分ごろ、高圧注水系と呼ばれる冷却装置が停止して以降、水位が急激に停止しています。2号機と同じように原子炉の水位が計測値よりも低いと仮定した場合13日午前9時ごろに燃料の溶融が始まり、地震からおよそ60時間後の14日午前3時ごろまでに大部分が原子炉の底に落下し、メルトダウンした可能性があるとしています。一方、原子炉の水位が水位計どおり維持されていたと仮定した場合は、2号機と3号機共に、一部の燃料は溶融するものの、大半は本来の位置で維持されていると評価しています。東京電力は、仮にメルトダウンが起きていたとしても、現在、原子炉の温度は比較的低く、安定的に冷却されているとして、今後、大きく事態が進むことはないとみています。

やっぱりと言うか、そうだろうなって感じですね。メルトって言っても、融けたのは被覆管でしょうし、ひとかたまりにかたまってると言うより、ペレットが瓦礫の山のようにガサガサと重なってるところを融けて固まったジルカロイが繋げてる、って感じなのかなぁ。継続的な臨界を防ぐ意味でも硼素の注入は続けなくちゃダメなんだろうね、たぶん。
なんにしても、これで水蒸気爆発の危険度は下がったと考えて良いんだろうな。露出した燃料棒の上部が高温になり下部にある水に融け落ちて水蒸気爆発、ってのが恐ろしかったから。