だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

G8 原発安全基準作りで合意

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110527/t10013142751000.html

5月27日 4時2分
原子力発電所の安全性を主要な議題とした、ドービルサミットが、日本時間の26日夜、開幕し、菅総理大臣は、原発の安全に関する国際会議を来年後半に日本で開くことを提案しました。一方、G8首脳は、国際的な原発の安全基準作りを進めていくことで事実上合意し、27日に発表される首脳宣言に盛り込まれる見通しとなりました。

フランスのドービルサミットでは、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、原発の安全性が急きょ議題として取り上げられ、菅総理大臣が「日本との連帯」と題された最初の会議で発言しました。この中で菅総理大臣は、世界中の支援と連帯に感謝の意を表明したうえで、地震津波対策を含めた、最高水準の原子力の安全を目指す考えを示しました。そして具体的な取り組みとして、事故の徹底的な検証を行い、迅速に国際社会に提供すること、IAEA国際原子力機関を中心に行われる安全基準の策定に最大限貢献すること、原子力安全条約の強化について国際的な議論を推進すること、さらに、原発の安全に関する国際会議を来年後半に日本で開くことなどを提案しました。一方、今後のエネルギー政策について、菅総理大臣は、太陽光などの自然エネルギーと省エネルギーを新たな柱と位置づけ、このうち自然エネルギーについては、電力量に占める割合を、西暦2020年代のできるだけ早い時期に、現在の2倍以上の20%まで引き上げる方針を明らかにしました。さらに、太陽光パネルについて、およそ1000万戸の住宅に導入を目指すなど、自然エネルギーの技術革新を進めていくことも強調しました。続いてサミットでは、「原子力の安全」についての会議が開かれ、多くの首脳からは、原発の安全性を強化すべきだという指摘が相次ぎました。そして、「IAEAを中心に、国際協力を含め共同で取り組む必要性を共有した」として、G8首脳は、国際的な原発の安全基準作りを進めていくことで事実上合意し、27日に発表される首脳宣言に盛り込まれる見通しとなりました。しかし、エネルギー政策を巡っては、「原発は必要不可欠だ」という意見が出される一方で、「各国ごとに異なるアプローチもある」という意見も出され、原発を推進するアメリカやフランスと、「脱原発」にかじを切ったドイツやイタリアとの意見の違いが鮮明になりました。

アキカン・アカン・バカン・スッカラカンなど異名には事欠かないオロカンではあるが、こいつも頭蓋骨が分厚くてノーミソは殆ど入ってないらしい。

地震津波対策を含めた、最高水準の原子力の安全を目指す考えを示しました。

なんだよその最高水準って。相対的に過ぎない。「世界一安全だけど、また事故起きるよ」って意味なのに気づかないか。

そして具体的な取り組みとして、事故の徹底的な検証を行い、迅速に国際社会に提供すること、IAEA国際原子力機関を中心に行われる安全基準の策定に最大限貢献すること、原子力安全条約の強化について国際的な議論を推進すること、さらに、原発の安全に関する国際会議を来年後半に日本で開くことなどを提案しました。

この「具体的な取り組み」って何をどうやって安全にするかってことが欠片もない。情報の提供,基準策定に貢献,議論推進,会議を開く、こんなことすると原発が安全になるのか? 未だ「どうやったら安全になるのか」これから考える、ってレベルだ。まともな判断力のある「人間」なら、原発を十分に安全にするための具体策が確立されるまでは全ての原発を停止する、ってのが当然だと考える。有効な安全策が(そんなものが存在するとしてだが)具体化できたら再稼働もああり得るが、なければそのまま全部廃炉が唯一の選択肢だろう。
首相よ、あんたが守るべき者は国民の生命であって、原発ゴロの利益ではない。そして、世界の一員として日本のなすべきことは、これ以上地球を汚染しないことであり、米仏に追従することではない。せめてそれくらいのことには気がついてくれ・・・