だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

自分さえよければ

自分さえよければ、他人がどうなろうと、日本がどうなろうと、地球がどうなろうと関係ないとでも言うのかっ!
昨夜のニュースウォッチ9
http://cgi2.nhk.or.jp/nw9/pickup/index.cgi?date=110526_1
を見ていて戦慄した。政治屋が愚かで出鱈目なのには今更驚くわけもない。驚くというか呆れるというか情け無いというか、何とも言えない気分にさせられたのは地元(敦賀市)の若手経営者達という輩の発言である。
「(親族も)原発に勤めており、回りまわって敦賀市が潤っている。」
こいつは完全に間違っている。回りまわってではない。直接的に敦賀市や県に多額の金が注入されている。無論、税金と電気料金からである。なにを綺麗事で誤魔化そうとしているのか。
「なくせという風潮は無責任である。ないところの人間が原発をやめてしまえというのは地元のことを考えてなさすぎである。」
正直言って、こいつには殺意さえ覚えた。どっちが無責任だ。どんな事故が起こっても敦賀市民が全滅する程度で収まるのであれば、「どうぞおやりください。多額の金はその時のためのもので、生命保険の前払いとでも考えてください。」で済むのだが、現実はそうではないことを現在進行形で実感しているだろう。市町村単位ではない。県でもない。福島原発から約300 km離れた神奈川でも放射性物質は降り注いでいるのだ。敦賀を中心にしたら、どこまで及ぶか明白だろう。さらには、輸出産業には大打撃を与えているだろう。全く放射線的に影響の出ていない遠く離れた地域の産品も「日本産」ということで輸出が止まるのだ。農産物のみではない。工業製品にまでサーベイの結果を添付させられている。立場を逆にすれば当然とも言える諸外国の対応。これだけ重大な悪影響を日本中に与えるにもかかわらず、自分達のことだけしか考えていないのか。自分の利益のためには他人が・地球がどうなろうと関係ないというのか。
しかも、どんだけ金を受け取っても、それによって自立することは出来ていない。敦賀・福井に限らず、あぶく銭はあぶく銭に過ぎず、調子にのって浪費する。絵に書いたような利己的・享楽的なバカどもの出来上がりだ。金が足りなくなったら、追加の原発をおねだりする。ねだられた方は我が意を得たりと建設する。麻薬や覚醒剤よりもたちが悪い。


こんな利己的で愚かな生き物は人間なのだろうか、知的生命体なのだろうか。
もし敦賀にある原発で事故が起こり、その事故が敦賀市に限定された被害しか及ぼさないものだったら、絶対に「気の毒」という感情は湧き上がらないだろう・・・