だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

SAMYANG 85mm F1.4 Aspherical IF

GANREFの『シャープネス』みてみました。吃驚 .。ooO(゚ペ/)/ひゃ
まずはグラフをご覧下さい。

F1.4開放は甘いです。周辺より中心が悪いという不思議なLensです。また、F16以上、特にF22はかなり回折の影響が顕著です。ですが、F2.8 - F5.6、特にF4の値は秀逸です。グラフから読み取ると、1.05未満です。これがどのくらい凄いかというと、下記のPlanar T * 1.4/85と比べて下さい。

開放でも周辺はSAMYANGが勝ってます。F11で同程度、F16では負けますが。しかし中央では、P8514のピークであるF5.6の値よりSAMYANGのF4の値が勝っています! なんと言うことでしょう!!
さらに、Makro Planar T* 2/100との比較です。

流石はMP1002、開放から良い値です。F16以上では回折の影響が大きいですが、それでもSAMYANGより良い値です。がしかし、中央におけるピーク値(at F5.6)はSAMYANGのそれより劣っているように見えます。\30k弱のSAMYANが\150k近い価格のMP1002より勝る部分が存在していること自体驚きです。


もちろん、GANREFの測定データが絶対だと言うことはないでしょう。また、DxO Analyzerの「Blur」テストの結果がLens性能のごく一部しか表現していないことも事実です。コントラスト、階調、色再現、Bokehの美しさ等々、様々な要素が出来上がりに大きく影響してくることは紛れもない事実です。シャープネスに限っても、中央と周辺のバランスだとか、絞りによる変動だとか、様々なことが複雑に絡んできますから、解釈は非常に難しいでしょう。ですが、85mm F1.4 Aspherical IFは単なる「安かろう悪かろう」Lensでは無いみたいです。