だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

28 mm

不思議なもので、銀塩時代は28 mmと言う画角がなんとも使えませんでした。愛用していた24 mm以外にも、35 mmや20 mmはなんとかなるのに、28 mmだけはどうにもならず。何というか、24 mmと画角が近いせいでファインダーを覗いたときに写っているべきものがさっぱり写っていない、という感覚から逃れられなかったのですね。35 mmなら、こんなもんか、と諦めに近いものがあり、全く違うものとして扱えたのですが。
28 mmと言うのは、価格的にもサイズ的にもラインナップ的にも「広角の定番」とさえ言えるような代表レンズなのですが、殆ど使ったことが無く、全く食指も動きませんでした。YCではなんの躊躇いもなく25/2.8を当然の如くチョイス。


で、デジタルでもフルサイズなら銀塩同様なことが起こりうるのでしょうが、色んな意味で撮影スタイルも変わったので「28 mmもあり得るかも知れない」程度には思っておりました。また、APS-Cなら概ね40 mm感覚で使えるから悪くないだろう、とも言えますし。
じゃぁ、フルサイズ(D700)とAPS-C(D7000)の両方で使えるNikkorで28 mmを手に入れる気になるか、と問われれば即答で「否」です。要りません。買うとすればYCな28 mmです。そうなると、当然28/2 or 28/2.8と言う問題にぶち当たります。価格も圧倒的に違いますが、なにより玉数が違いすぎです。28/2は滅多にお目にかからない。そして、何よりそのサイズと重量。28/2.8が62.5x50 mm, 280 gなのに対し、28/2は62.5x76 mm, 530 g!!! 重さもさることながら、長過ぎじゃね? レンズ構成は7群7枚に対して8群9枚ですから、どこでこんなに長さに差が出るのか理解不能です。因みに、86/2.8は61x46.5 mm, 230 gで、100/3.5は61x61mm, 285 gです。どんだけ長いのよ? 中望遠をも凌ぐ長さ。さらに驚くべきことに、かの有名な85/1.4が70x64 mm, 595 g、100/2で70x84 mm, 670 g、135/2.8で68.5x93 mm, 585 g。太さこそ負けているものの、長さでは大口径の代名詞である85/1.4を12 mmも凌いでいるって、道誉。大口径中望遠の100/2や普通に望遠な135/2.8には及ばないものの、それらと比較しうるサイズと重量。なんだかここまで規格外だとむしろ興味が湧いてくるから不思議。
軽快に使いまくる、なんてことを想定すれば間違いなく28/2.8が正解なんでしょうけれど、苦手だったゆえにさほどの頻度では使用されないであろうってことなら、キワモノ的要素があるほうを選ぶのもあながち間違いとは言い切れないのかも、なんておもっちゃったりなんかしちゃったりして。(^^;


にしても、問題は価格か・・・ OTL