だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

メーカーがOVFを捨て去る時

真実から目を背けるものを儲と言うのだろうか。
CameraメーカーがOVFを捨て去るときは、その時同時か近未来かの差はあるとしても、一眼“レフ”のマウントを捨て去るときである。
何故なら、クイックリターンミラーを必要としないEVF或いは背面モニターであれば、あの長大なフランジバックにはさしたる意味が無くなるのだ。意味がないものを温存する理由などなにもない。(除く、某ペソタ社 www )
SはOVFを捨て去るらしい。Sらしい行動といえるだろう。A900は採算が取れなかったのでやめたという。儲がそれほどOVFを熱望するのであれば、一人で2台でも10台でも購入すれば良かったのだ。10倍も売れればペイしたのだろう。もし100倍じゃなきゃダメだというのなら、一人100台ずつ購入すれば良かっただけのこと。採算が取れないからやめると言われたら、なにも言えないだろう。そして、SはTLMを導入した。これは客観的に見てその場凌ぎと捉えるのが正解だ。位相差AFのために撮像素子とLensの間に作画上寄与しないものを介在させる。流石は家電屋といったところだ。AF性能は作画に貢献する、と言う堕落した奴のセリフなど聞く耳は持たない。像面位相差AFが実用的になればTLMなど消えて無くなる。或いは、コントラストAFが現状の位相差AFを越えても同じこと。TLMが消えるときはAマウントが消えるとき。Aマウント継続を信じる儲達はせっせとSへ貢げばいいのだ。貢ぐことこそが生き甲斐なのであろうから www
翻ってNCはどうでるか。SよりはOVFが延命するだろう。プロ御用達であるNCだから、OVFに拘るプロ達の数が多い限りは。NCはフルサイズミラレス参入へのタイミングを常に見計らっているはず。条件は三つ。

  1. EVFの性能がもっと上がって、OVFと比較可能になる
  2. 現在水面下で推進しているであろう短フランジバック用Lens群の設計が完成する
  3. フルサイズ一眼レフが超高価なドル箱では無くなる

1は自社でも開発をしているであろうが、出だしから暫くは他社製でも構わないだろう。なにしろ、分業・アウトソーシングは流行だから w
2はリソース(人員と資金)のかけ具合でなんとでもなるだろう。過去にはレンジファインダー用Lensも数多く手がけてきた両社であるし、一眼レフ用Lensの経験にも事欠かない。
主に3が大きな問題なんだろうな。Cameraはかなり以前から成熟市場になっている。新たな需要喚起としてはαショックとデジタル化くらいのものだろう。銀塩APSは実質的に失敗しているし。となれば、売り上げを確保し続けるためには、安価なフルサイズをリリースするくらいしか残されていない。しかし、これはドル箱を捨て去るという自らの頸を絞めることになる。シェアを確保するために儲けを減らすというのは危険な賭である。フルサイズミラレスの前に一儲け(たいしたことはないかも知れないが)するために安価フルサイズをリリースするのが得策だろう。遅すぎればフルサイズミラレスの前に霞んでしまい、開発費の元が取れない。早すぎればみすみすドル箱を失うことになるが。
大きな撮像素子は小型化に逆行する、と言う意見もあるだろう。しかし、コンデジやケータイLevelの撮像素子サイズならいざ知らず、MFTでも撮像素子サイズ比ほどには小型化できていない。また、APS-CでもNEX-5, 3は十分小さいBodyである。D300や7Dと同程度の撮像素子サイズなのだ。フルサイズNEXはNEX-7程度になるんじゃないだろうか。NEX-7だとて、大型ではなく5や3からのサイズ増加の原因はEVFが主なものだろう。なによりも、Lensはさほど小型化できないことが明らかだ。エントリー層および小型が必要な層にはAPS-C以下のミラレス、現状の中級(と言われる)層向けにはフルサイズでいいだろう。
#因みに、望遠erは無視 www
#きゅーでもわんでも使ってればいいさ wwwww


Cは5D3の次に超高画素フルサイズを持ってくる可能性が高い。NはD800の次に半分くらいの画素数にしたフルサイズを出してくるだろう。これが安価になるかどうか、それが賭に出たかどうかの見極めだ。Nが出せばCはすぐに追随するだろうし、その逆もまた同じこと。そして、SはTLMな安価EVFフルサイズとフルサイズNEXで応戦する。
一度この争いが勃発すれば、フルサイズ機は現状のAPS-C機なみになるだろう。つまりは\100k未満にあらゆるフルサイズ機、超高画素・超高感度等、がひしめきあうはず。