AEセンサの多画素化に関する特許
ここに「Nikon AEセンサの多画素化に対応する特許」ってのが載ってます。
で、筆者のえがみさんが
ミラーレスは撮像素子がAEセンサとAFセンサを兼ねるのに対し、一眼レフは専用のAEセンサとAFセンサと設けることで最適化が可能です。
と書いておられますが、私は逆だと思います。
一眼レフは専用のAEセンサとAFセンサを設けなければならないのに対し、ミラレスは撮像素子でAEセンサとAFセンサを兼ねることができる。
と。
厳密な表現ではありません。レフでも撮像素子でAE, AFセンサを兼ねることはなんでもなく可能です。兼ねれば、OM-2(だっけ?)のダイレクトうんちゃらそのものです。ただし、そうなるとQRMの役目は単なるOVFのためのもの。勿論、暫くの間は(あるいは永久に)EVFがOVFの全てを凌駕することはないでしょうから、それはそれでアリなのですが。たったそれだけのために重厚長大で複雑怪奇なレフ機を存続させ続けることは無理なのではないかと思います。
勿論、私個人としては、現状ならレフが好きです。と言うか、どちらか一方と言われればレフを選びます。価格は色々なので取り敢えず無視するとして、Body & Lensのサイズと重量以外の利点はミラレスに感じません。敢えて付け加えれば、RF用Lensが使い得るというくらいでしょうか。にしても、飽くまで135ミラレスなら、という現状ではかなり厳しい条件付きです。
ミラレスなんか要らない、なんて言ってませんよ。つい先日まではNEX-5とEPM-1使ってましたし、今もNEX-6なんかいいなぁと思ってますから。でも、それはレフが有っての上でのこと。
現状のミラレスは、135ではないと言う点を除いても、数は沢山ありますがVariationがお粗末すぎる。私から見ると、どれも似たようなモノばかり。一機しか開発・販売できないならいざ知らず、数機を併売するのなら、どれもこれも誰にでもって発想は捨てて欲しい。満艦飾なオールラウンダーは一機必要だとして、それ以外は他社との差別化を強調し合ってくれればいいのになぁ。