本末転倒
『根本的な事柄とささいな事柄とを取り違えること』
- 折角小型軽量な135機なのに、複数本のLensを持ち歩くのは本末転倒である。
- 折角135機なのに、物理的に光学性能の限界が低いZoom Lensを使うのは本末転倒である。
いずれも考え方としては正しいかと。何が本質で、何が些細なことなのか、ってことですね。その価値判断の基準は人それぞれ。
1の場合、Zoom Lensの性能は十分であり*1、135機の性能を十分に満足させ得る*2という前提の元で、折角小型なのに(携行総重量が増えてしまう)複数本のLensを持ち歩くことは間違っており、小型135機はZoom Lensと組み合わせるべきだ、となるわけです。
本質は小型軽量であり、些細なことはZoom Lensの光学性能が*3単焦点より劣る*4ということになります。また、この小型軽量が「135機としては」って但し書きが付くことも些細なこととしています。
2の場合、いくら小型軽量だとは言ってもそれは135機としてはという条件下でのことであり、撮像素子のサイズから他のFormatに比較すればさほど小型とは言えない*5、と言う前提の元、折角の135なのに光学性能が(物理的に)単焦点より劣るZoom Lensを組み合わせるのは間違っており、小型135機は単焦点Lensと組み合わせるべきだ、となります*6。
本質は135サイズであり、些細なことは携行総重量*7ということになります。
個人的には、2の立場です。ずぅむ*8使うならコンデジでいいや。あぷしーはもとより、MFTでも1"でもずぅむはデカくて邪魔だし、コンデジには敵わねー。
ずぅむの本質は便利さ。コンデジ、便利だよん www
繰り返しになりますが、いずれの考え方も正しいでしょう。何を重要視するのかってだけのこと。