かなり無茶ですが、面白いグラフがありました。
図内に書いてはありますが、灰が銀塩,青がコンデジ,緑がレフデジイチ,赤がミラレスです。1999年から銀塩がコンデジに置き換わり始めて、2004年にレフデジイチが加わり、2005年には完全に銀塩が消え去っています。たった6年で完全に置き換わるというのは凄いスピードですね。
例えば、平成10年にカメキタへ行ったら、殆ど銀塩でデジカメは片隅に申し訳程度に展示してあるだけって状況。それが平成17年になると、デジカメしか展示されてない、みたいな。
しかし、そのデジカメも2010年をピークに下り坂。ミラレスもこの退潮には焼け石に水。2014年は概ね銀塩がピークだった頃と同程度。
Camera業界のデジタルバブルも弾けましたね。
そんなことより以外だったのは、デジタルに置き換わるまでの銀塩が、ほぼ右肩上がりであったこと。1981年をピークにやや減少傾向にありましたが、AF化(αショック)で再び持ち直す。細かな減少等はありましたが、概ね増加傾向でした。もっとプラトーが長いのかと思ってました。まぁ、どんな統計なのかってことはありますが。
で、これにスマホを加えると下図になります。
わはは。こりゃ縦軸を対数にしないとわけわからんなwww
まぁ、スマホユーザーの大部分がカメラ機能を使用して写真も撮るでしょうし、スマホがあるからデジカメは要らないってこともあるでしょう。が、写真を撮るためにスマホを買うってことはあまりないんじゃないですかね。
7"程度であっても、タブレットの画面で写真を撮ると、デジカメの背面モニタは小さすぎてゴミだなとも感じますし、カメラを使わなくてもスマホは使うってことがあります。
こんなグラフに惑わされて、デジカメのスマホ化なんて方向に舵を切ったら、それこそ自殺行為なんじゃないかな。
スマホの換わりにデジイチ(レフでもミラレスでも)なんてことにはならないでしょ。
デジカメをスマホ化すれば、それはスマホでいいやってことに繋がります。
なので、スマホではないモノ、わざわざ別に持つモノとして発展させていかなければ。
って、そんなことが出来れば、ですけどねwww