だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

BEE再び!

先ほど(本日夕刻)、居室にて打ち合わせをしておりました。すると、
「バシバシ」と言うか「ガサガサ」と言うか、なんとも言えない音。
しかし、聞き覚えがある。
もしやっ!?
と思い、天井の蛍光灯を見上げると・・・
いたっ。黄色と黒に塗り分けられた凶暴な
そう、あのスズメバチが。

なんでやねん? ここは11F建てビルの7Fやぞ。
くぅ、ビル風に乗って7Fまで飛んできたか? それとも、元々この程度の飛翔能力があるのか?
何にしても、部屋に入ってきたことは事実。
そうっとしておけば、蛍光灯の近くに佇むばかり。
不取敢、打ち合わせを続行。

暫く後、打ち合わせが終わってもはその場に佇んでいる。
蘇る嘗ての苦闘シーン。ううむ、またあの死闘を演じなければならないのか。
それとも、この部屋の中で餓死するまで放っておくか。

改めて室内を見回す。勿論、武器を物色するのだ。
静電気防止スプレー,ブレーキクリーナーに加え、コールドスプレーと言う
New Psychic Weaponもある。しかし、効果はあるのだろうか???
冷えるまで一カ所に留まっている可能性は低い。とすれば、効果は期待薄。
うーむ、またブレーキクリーナーと団扇しかないのか・・・

「!!!」

閃いた。他にも効果的な Hyper Tremendous Weaponがあるではないか。
そう、それは掃除機。(格好悪ぅ)
これで吸い込んでしまえばイイのだ。さすれば、掃除機の中で飢え死にすること請け合いだ。

早速用意に掛かる。を刺激しないよう細心の注意を払いながら掃除機をセット。
ヘッドは付けずに、なるべく長いパイプを繋ぐ。
音で逃げられないように、電源は入れずにパイプの先をに近づける。
逃げられたらまずい。反撃されたら最後だ。
離れすぎては音で逃げられる。さりとて、近づきすぎては感づかれる。
ううむぅ、この辺か? この辺が限度か?

さぁ、Switch ONnnnnnn!!!!

「ブイィィィィ〜ンンンンン」
は一瞬驚いたように羽をばたつかせる。しかし、そんなものは何の抵抗にもならない。
Hyper Tremendous Weaponの前ではの飛翔能力なぞ無いに等しい。
無事、は吸い込まれていった。
途中、パイプに当たる衝撃はこれまで吸い込んだどの物体よりも手応えがあった。

ん?????
まずいっ! 出てこられたら最後だ。こちらの命が危険に晒される。
一応、攻撃前に逆流防止のゴムが吸気口に付いていることは確認済みだが、
あんな薄っぺらいゴムでは心許ない。
ん〜、どうしよう。

また閃いた!!!
確か、は熱に弱いのだ。ニホンミツバチの集団ボディプレス攻撃で死ぬのだ。
のわははははははは、ならば暖めればよいではないか。
でも、どうやって???
いかん、暖める方法がない。

仕方なく、急激な気流中で弱らせるしか無いことに思い至った。
嗚呼、時ならぬお部屋のお掃除だ。

念入りに居室の掃除をし、スイッチを切らずにいきなり根本からホースを抜き取り、
掃除機をケースに収めた。
(このケースは吸気口を塞ぐかたちになっている。)

綺麗に掃除がゆき届いた部屋に佇み、
「次の掃除は1ヶ月くらい先かな。」
と呟いている万夫不当・一騎当千の将軍の姿があった。

完!