だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

Perspective

【1】透視図[画]法,遠近法
【2】透視図,遠近画
【3】眺め,視野,(特に)遠景
【4】(相対的な距離・位置・大小による)物の見え方,遠近感,釣り合い
【5】(各部の相互関係の認識の上に立った)全体像,大局観
【6】(個々の関連を認識した上で)物事を全体的に把握する能力;(一般に)見通し,見込み,予想;(物の)見方(point of view)
【7】{廃}(拡大鏡・望遠鏡など)光学器具

カタカナで「パースペクティブ」ってほうがニュアンスが伝わりますかね。まぁ、遠近感って意味で使われることが多いようですが、つかその意味で使うんですが。
簡単には受け入れがたいことでしょうが、『パースペクティブは撮影距離だけで決まる』んです。
っつぅか、まずは写真における「パースペクティブ」を

撮影者Aと、撮影対象B、背景Cとする。
Aから見た場合、つまりは出来上がりの写真において、
BとCの相対的なサイズをパースペクティブとする。

なんか変な表現ですが、伝わりにくいですかね。お許しを。
で、Bを同じ大きさに画面に納めましょう。すると、広角LensではAB間距離は小さくなり、望遠Lensでは大きくなります。BCを1 mとして、広角ではABが1 mで望遠で100 mである場合、ABとACの比は、広角でAB:AC=1:2であり望遠ではAB:AC=100:101になります。広角の場合倍も距離が違うのに望遠では1%しか違わない。これが望遠の圧縮効果ってやつですね。
このように、パースペクティブは画角には依存せず距離のみに依存します。が、実は画角が広いからこそ近づくのであり、画角が狭いから遠く離れるので、間接的にではあるけれども画角がパースペクティブに関係しています。なので、パースペクティブは画角に依存する、ってのもあながち間違いとは言い切れなくなります。
これは撮像素子フォーマットの違いについても同様です。フルサイズに比べてAPS-Cは中心付近をトリミングしていることになるので・・・、以下略。


さてさて、パースペクティブが距離にのみ依存するってことは、Lensの焦点距離ってなんなのよ、ってことになる。俄には信じがたかったので試してみた。24-120でその辺を写す。長焦点端の画像をIrfanviewでちょちょいとリサイズし、短焦点端のやつはペイントで長焦点端のと同じ程度に切り取る。おおっ、全くおなじになる。
現状では非現実的な仮定ではあるけれども、撮像素子の画素数が無限であると認識出来るほどに多くLensの解像度も同様であるとすると、超広角Lensを使って、あとはトリミングしまくればいいんじゃん。フレーミングですら適当でいい。重要なのは被写体との距離のみ。単純明快ってのは美しいね www


こうなると、ZoomingってTrimmingってことなのね。コンデジの宣伝では「光学◯倍ズーム、デジタル□倍ズーム」なんて表現があるけど、デジタルズームって撮像素子上でのTrimmingそのものだし、光学ズームも光学Trimmingなのね。
高画素化を望む理由に、Trimming耐性みたいなのがありがちだけど、Zoom Lensで光学TrimmingしてぇさらにデジタルTrimmingするって、導誉 www


敢えてここまで「パースペクティブ」って使ってきましたが、冒頭にあるように「遠近感」ってこととして捉えられているんですよね。
ここで問題になるのが“感”って奴。感が出てくるととたんにややこしい。AからみたBとCの相対的サイズ、なんて定義では収まらなかったりして。A,B,Cともに動かずに絞りだけ変えると、結果の印象は大きく変わりますよね。“感”が変わるんです。同様に、Zoomingしても“感”は大きく変化します。結局は、遠いと感じる/近いと感じるってのが“遠近感”ですので、もうワケワカメ。


結局、自己満足ってことでFA?