だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

中部電力 浜岡原発なくても電力足りる

http://gendai.net/articles/view/syakai/130347

【政治・経済】
2011年5月9日 掲載
裏にはこんなカラクリが…
 大新聞は連日、「電力は足りるのか」「製造業に打撃」と報じている。しかし、間違いなく電力は余っているのだ。
 中部電力の平成23年度「電力供給計画」を見ると、昨年の22年度実績は真夏の最大消費電力が2621万キロワットだった。これに対して供給力は2916万キロワット。浜岡原発3基の合計361.7万キロワットがなくても2692万キロワット。真夏のピーク時でも足りたのである。
 今年23年度の真夏の最大予想は2560万キロワットと中部電力はハジいている。浜岡原発を停止しなければ供給力は最大2999万キロワットだが、浜岡原発の分を差し引いても2637万キロワットで、余剰はある。浜岡原発を全停止しても、約80万キロワットの予備電力量がある。
 大震災後、役所も企業も家庭も節電に走っているため、さらに実際のピーク時消費電力量はぐっと抑えられる。何も心配することはないのだ。
 それなのに、電力危機を煽る政府と大マスコミ。そのカラクリは何なのか。
 先月末に行われた講演会「終焉に向かう原子力」で、京大原子炉実験所助教小出裕章氏はこんな資料を公開した。
「日本では現在、電力の約30%が原子力で供給されています。そのため、ほとんどの日本人は、原子力を廃止すれば電力不足になると思わされています。……しかし、発電所の設備の能力で見ると、原子力は全体の18%しかありません。その原子力が発電量では28%になっているのは、原子力発電所の設備利用率だけを上げ、火力発電所のほとんどを停止させているからです。原子力発電が生み出したという電力をすべて火力発電でまかなったとしても、なお火力発電所の設備利用率は7割にしかなりません。それほど日本では発電所は余ってしまっていて、年間の平均設備使用率は5割にもなりません。……過去の実績を調べてみれば、最大電力需要量が火力発電と水力発電の合計以上になったことすらほとんどありません」
 一回、日本中の原発を止め、それで、電力が足りるか、足りないかを実際に確認し、そこから原発政策継続の是非を論じる段階にきているのだ。大マスコミもフラフラしないで腹を決めろ!

原油価格が上昇し続けている状況で電力会社にとって火力は「うま味」がないのだ。
化石燃料二酸化炭素が・・・」っていうのなら、原発二酸化炭素排出量を「建設から廃炉まで + 使用済み核燃料を最終処分するまで + 電源三法交付金や核燃料税そして電力会社からの寄付金等」全てひっくるめて算出してみろ。ついでに、エネルギー収支も。二酸化炭素換算でどれだけ垂れ流していることか。エネルギー収支は間違いなく負だろうし。「石油資源は枯渇する」とかいうのなら、非常用電源を石油に頼っている原発は動かせないだろう。
原子力は発電の際に二酸化炭素を・・・」みたいな、都合の良い部分だけ強調するのではなく、全ての情報を開示した上でオープンな議論をしてみせてくれ。