http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110524/k10013088621000.html
5月24日 23時28分
東京電力福島第一原子力発電所３号機で、「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の放射性物質に汚染された水が海に流出した問題で、経済産業省の原子力安全・保安院は、汚染水の流出を防止する対策を徹底するよう東京電力に指示しました。
福島第一原発３号機では、今月１１日、高濃度の放射性物質に汚染された水が、取水口付近にある「ピット」と呼ばれる作業用の穴を通じて海に流出しているのが見つかりました。東京電力の推計では、流出を止める工事を終えるまで４１時間にわたり、２５０トンの汚染水が流出し、福島第一原発で許容されている年間の放出量のおよそ１００倍に当たる２０兆ベクレルの放射能が含まれていたということです。東京電力は、まだ対策の終わっていない２７か所のピットをコンクリートで塞ぐ対策を進めているほか、汚染水が滞留している取水口付近の海水を浄化する装置の設置を検討しています。原子力安全・保安院は、これらの対策に加えて、ほかに汚染水が流れ出すおそれのある場所を調査して対策をとることや、原子炉に入れた水の量や発生した汚染水の量を集計した表を作成するなど、汚染水の流出を防止する対策を徹底するよう東京電力に指示しました。また、福島第一原発の施設の中にたまっている汚染水についても、今後の保管や処理の計画をまとめ、来月１日までに報告するよう指示しました。福島第一原発では、先月、２号機でも４７００兆ベクレルに上る放射能を含む汚染水が海に流出したと推定されています。
今更感は拭えないけど、海に垂れ流さないような対策は必要なんでしょうね。
で、海に行かないとすると、ぶっかけたり注入したりしてる『水』はどこに行くの? その対策は? その指示もしなさいよ。
