http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110624/k10013731701000.html
6月24日 5時34分
ウィーンで開かれている、ＩＡＥＡ＝国際原子力機関の閣僚会議の作業部会は、２３日、福島第一原子力発電所の事故を教訓に、原発の安全性を確保するための国際的なルール「原子力安全条約」の見直しに向けて議論しましたが、主権に関わる問題だとして、慎重にすべきだという意見が相次ぎました。
ウィーンで開かれているＩＡＥＡの閣僚会議は、２３日、原発の安全性の強化に向けて協議する作業部会が開かれ、この中で、原発の安全確保のための国際的なルール「原子力安全条約」の見直しが議論になりました。この条約は、チェルノブイリ原発事故を教訓に、国境を越えた放射性物質の汚染を防ぐため、１９９４年に締結されたもので、原発の立地や運転などの際に守るべき基準などが定められています。これに対して、加盟国からは、条約の見直しは各国の主権にも関わる問題で、慎重に対応すべきだという意見が相次ぎ、具体的な項目についての踏み込んだ議論は行われなかったということです。２０日から行われてきたＩＡＥＡの閣僚会議は、２４日が最終日で、この間、福島第一原発の事故の教訓を原発の安全性の強化にどうつなげるかが最大の焦点になっていました。しかし、世界のすべての原発の特別検査の実施など、一部の安全対策では各国の合意が得られたものの、そのほかの対策については議論が深まっておらず、どこまで実効性のある対策が打ち出せるかは不透明な情勢です。
なにが「慎重に」だ。私利私欲しか眼中に無い鵺のような奴等は本邦のみならず世界中に蔓延っているってことか。
各国の主権なんてどうでもいいレベルの問題だろ。汚染は国境なんか関係なく広がるのだ。地球のことより金のほうが重要なんだな、人間て奴は。
