例によって、極右新聞は「東北電力が東電から電気を融通された」みたいなことを鬼の首でも取ったように騒いでおりましたね。原発無いからこんなことになってるんだ、原発動かせ、みたいな論調。
いい加減に嘘をばらまくのは止めていただけませんかね。電力不足は原発が止まってることだけが原因ではなく、火発が止まっていることの方が影響大きい。
因みに、東北電力で止まっている原発は女川と東通。女川の1から3号機が52.4万, 82.5万, 82.5万 kWで、東通が 110万 kW。合計で327.4万 kW。
私の知る限り、止まっている火発は仙台，新仙台，原町そして新地の共同発電所(東電と半分ずつ)。仙台が44.6万、新仙台が35万と60万、原町が100万と100万で新地も100万と100万 kW。(新地は原則東電と半分ずつだから100万 kWとする。) 合計で、439.6万 kW。
原発全部より止まってる火発の方が発電容量大きいね。
8/19における東北電力のピーク時供給電力が1226万 kW。予想最大電力が1040万 kW。8/18ではそれぞれ1210万と1150万。18日は95%ですね。そりゃ危ない、って思うのが普通。ですが、もしこれに439.6万が加われば、1649.6万 kWになり70%未満になります。全然余裕です。
