だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

そもそもデジカメのなにが悪いかというと

いや、悪いってほどのことでもないんですけどね。撮像素子のサイズが135ではないってところが、わたくし的に混乱を招いたのですよ。
銀塩の場合は、殆ど135です。110なんてのもありましたが、ニッチ以外の何者でもないし。120なんてのは巨大すぎてマニアックそのもの。ディスクなんてのもありましたが、あっただけ。APSなんてのは時代の徒花そのもの。だいたい、成り立ちが不純すぎます。建前としては「135よりコンパクトなBody」となってますが、本音は「成熟市場でありBodyが代替え需要しか見込めないので新フォーマットを作って売りたい」って薄汚いものでしたから。その他には、135を使って半分の縦長フォーマットにしたハーフサイズなんてありましたね。オリソパスのペソってのはハーフサイズだったはず。まぁ、要するに135以外はnegligibleだったわけです。敢えて上記に足すとすれば、Minoxくらいのものですか。古いスパイ映画なんかにでてくる超小型カメラ。憧れはしましたけどね。
ペソ以外のコンパクトカメラは、如何にコンパクトであろうとも135。Contax T2やT3も、ジャーコニカも、Rollei35でも135です。その常識が脳に刷り込まれてしまって、例えばコンデジでも「135」ってなんとなく認識されてしまいました。冷静に考えれば、ケータイに135サイズの撮像素子が入っているわけはないんですが、「Film(撮像素子)サイズが異なる」って発想が浮かばなかったわけです。Contax RTSIIIもContax T3も同じ135を使っているわけですから、デジタルにおいても一眼レフとコンパクトが同じ135サイズって「勝手に妄想」してしまって疑わなかったわけですね。確かに、Lumix DMC-FX35はT3よりはるかに薄い、背面液晶まで搭載しているのに。でも、一眼レフと比較すれば「同程度」って認識しか持てなかった。だから、一眼レフでもコンデジでも画素数が同程度なら同じようなもんだろう、と。そりゃぁ、レンズは違ってますよ。でもT3のSonnar 35/2.8は優秀ですからねぇ。(Varioだけど)ELMARITとか書いてあると、まともかもしれないなんて思っちゃうわけですよ。それに、デジタルになってBodyにFilm(に相当する撮像素子)が含まれちゃいましたから、Bodyの更新がFilmの高性能化とLinkしちゃってるし、なかなか購入しがたいよなぁ、なんて。かてて加えて、デジイチBodyは高価。少なくとも、MF銀塩より遙かに高価。上記の理由で性能的耐用年数が銀塩より遙かに短いにも関わらず、高価。なんか、まともにサーベイする気力も失せるような状況ばかりで・・・
ま、デジイチ購入のためにサーベイし始めて気付いた驚愕の事実ってことで。できれば、世の中から135サイズ以外の撮像素子が無くなってくれないかな。ケータイだけは例外でもいいからさ。


そういや、Contax T3のデジタル版っていいよね。背面液晶なしで、フルサイズで、OVF付きで(当然EVF無し)、勿論Sonnar 35/2.8で。買うよー (^ー^)