だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

グリップの出現、つまりHandlingを変えたのはAEだったか!

私は元々Nikomat FT2な人だったので、フォーカス・絞り・シャッター速度が左手担当、巻き上げとレリーズのみ右でした。右がそれなりに保持を担うことが可能だったわけです。ところが、F2を含む通常の銀塩が軍艦部にあるシャッター速度ダイヤルを右手で操作しなければならない。通常のは人差し指と親指での操作が必要ですから、ファインダーから目を外さずに右で保持しながらのシャッター速度変更は至難の業。というか、ほぼ不可能。PオートかAオートじゃないと無理。銀塩でもAEが普通になってから、グリップが登場したような気がします。右がシャッター速度変更から解放されて初めて保持を十分に担えるようになった、と。そういや、Nikon F301やContax RXにもグリップあったな。
と言うことは、グリップが出現したからHandlingが変わったのではなく、AEの出現がHandlingを変えることを許容してグリップが出現したのかっ!

露出計も搭載されていない完全マニュアル機の場合は、ファインダー覗く前に絞りもシャッター速度も決定されていたでしょうから、右も保持を十分に担えたでしょうけどね。
ってことは、真の意味でグリップが無用だったのは、露出計内蔵マニュアル機のみだったのか。随分とまたニッチだったのね www