MFとAF

銀塩時代は全くAFに興味が湧きませんでしたが、DigitalになってからはAFできるのにわざわざMFする気は起きませんでした。
が、CONTAXを使うと言うことは必然的にMFとなってしまいます。
それで何か問題があるかというと、本質的な問題は何もありません。
動きの速いものを追いかける、なんてことはほぼ不可能になりましたが、スナップにはそんな必要はないわけですし。
つか、銀塩時代は動きものを追うようなことはしてませんでしたから。
それに、動きものの時はNIKONを使えば良いだけの話ですし。

で、久しぶりのMF三昧で感じることは、
「Focusingするって、気持ちいい〜！！！」
ってこと。
元々、露出計内蔵・追針式・マニュアル露出カメラを使ってたわけで、狙って and/or フレーミングだけしてバシャバシャ連写、なんてのは趣味に合いませんです、はい。
流石に今更「露出まで追針式のマニュアルに」とは思いませんけれど、ピントを合わせるってのは非常に気分の良いものです。

が、背面液晶でってのはいただけません。
デジイチでMFする気にならない大きな理由の一つに「スプリットイメージが使えない」ってことがあります。
背面液晶で、ってことは全面マット面と同様なわけで、合わせ難いことこの上ない。
かてて加えて、背面液晶を使うと手振れが抑えられない。
右手は保持とレリーズ、左手は保持とFocusing、ってことで2点でしか固定されません。
VFの場合は、これらに「顔のどこか」ってのが加わって3点になります。
2点では直線は決まりますが、平面は無限にあります。
3点なら平面が決まります。
ということで、背面液晶は大嫌いです。
NEXにはMFアシストなる機能があって(他の機種にもあるんでしょうが、VFが付いていればLVなんか使いませんので知らない)、中央を拡大してくれるんですが、例えばAPS-Cに100 mmとか付けちゃうと画角は150 mm相当、でそれを拡大するもんだからさらに望遠表示になっちゃって、ブレブレでPint合わせるのに一苦労です。
18 mmとかだと元々被写界深度深いし画角は広いしなのであまり苦労しないんですけどね。

マウントアダプター遊びにはEVFが好適だ、という結論です。 www