だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

αショックとEVF

実質的に初めてのAF一眼レフカメラであるミノノレタ α-7000は売れた。
それまでシェアがイマイチであったミノノレタが、一気にTopグループへ躍り出たのである。
売れたのだ、売れまくったのだ。


しかし、その売れ方というか購買層はメーカーの想定したものとは違っていた。
メーカー側としては、AFと言う新規なメカニズムは若者層に受けると睨んでいた。
だが実際にαへ飛びついたのはシルバー層だった。
視力の低下、つまりは所謂「老眼」によってFocusingが辛くなっていたシルバー層が、AFを得てカメラマンとして復帰したのだ。
趣味としての写真が継続可能になったのだ。
そして、シルバー層は若年層より購買力がある。
狙いは見事にはずれたのだが、結果オーライであった。
αショック以降、AFでないカメラは見事なまでに売れなくなっていった。
(無論、ニッチなMF信者は存在していたが、マーケティングとして成功するほどの数ではなかった。)


さて、時代はデジカメである。
しかも、現在の若年層はケータイカメラで育っている。
彼らが購買力を持つ頃には「VFなんて使い方も解らない」なんて事態にもなるだろう。
しかし、彼らとてやがてはシルバー層になるのである。
シルバー層に購買力がり、加えて少子高齢化時代なのである。
「FocusingはカメラのAFまかせで、一切なにもしない」という層にはVFなど不要であろう。
が、そのような層はデジイチもミラレスも必要としないのでは無かろうか。
コンデジや、相変わらずケータイカメラを使い続けるのでは無かろうか。


ニッチな層はOVFに拘るかも知れない。
或いは、VFと背面液晶の両方を欲しがるかも知れない。
αショック当時にMFに拘ったように。


だが、AFに飛びついたようなマジョリティーは、かつコンデジよりは“高画質”を望むような層は、VFを必要とするだろう。
と言うより、今現在既に必要として居るであろう。
かつまた、無闇に高価なものが売れると言うこともない。
(ライカを買うようなニッチユーザーは、全体から見ればごく少数であることと同様に。)
となると、価格を抑えるために背面液晶レスとしEVFを装備したカメラは十分にHitする可能性があると思われる。


ってことで、フルサイズでEVFフランジバック短めBodyを出して下さい。 www
(結局、そこかよ)