だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

Stunning

#敢えてEOSタグは付けてません。


6Dと5DIIIの比較記事において、
Canon EOS 6D vs 5D Mark III Verdict
という最後の項目で、

Both cameras are capable of delivering stunning image quality with excellent colour and detail.

とあります。
この“stunning”というのは“驚くほど美しい[素晴らしい],目の覚めるような,はっとするような,瞠目(どうもく)すべき”といった意味です。6D, 5DIIIとも(色んな意味で)画質が良いことは伝わってきます。
しかし、“驚くほど”と言うことは以下のいずれかの状況でなければなりません。

  1. 全然ダメダメだと思って試したら、予想に反して(驚くほど)良かった。
  2. 他のCameraと比較して、(驚くほど)圧倒的に良い。

1だと言うことはないでしょう。Topシェア企業の高級(高価格?)機ですし、135サイズの撮像素子ですし、それなりの予想はしていたはずです。
では2でしょうか? それも現実としてはないでしょう。NikonやS○NYの135サイズ撮像素子機と比較して圧倒的ということもない。得手不得手あるでしょうし、好みと言うこともあるでしょう。或いは、NEXやAPS一眼レフ機、MFTや1"と比較して? それもない。撮像素子サイズなりの差でしかない。絶対値としてスバラシイのかもしれませんが、サイズ・重量や価格とのトレードオフを考えると想定の範囲内でしょう。*1


つまりは、提灯記事に過ぎないと思われます。スバラシイのはいい。が、Stunningは大袈裟・作為的すぎる。
因みに、“stunning”には“気絶させる,目を回させる;びっくりさせる,ぼう然とさせる;困惑させる”なんて意味もあります。気絶はしないでしょうし、呆然とすることもないでしょうから、実は困惑させられる? なんてのは穿った見方ですね。


これはWCに限ったことではなく、各社の記事に置いて頻繁にみられる大袈裟表現です。なので、敢えてEOSタグは外してあります。


因みに、この記事から受ける印象は、「安いし軽いし6Dしか選択肢ねんじゃね?」ってところですね。


補足

the Canon EOS 6D with a much more wallet friendly price

ってのは好ましい表現ですね。
また、

In this day and age of austerity, perhaps a full frame camera packed full of features is exactly what is needed, and while the Canon EOS 5D Mark III delivers a higher specification, you can save a lot of money by going for the more compact Canon EOS 6D, and spend some of the money you've saved on a lens instead.

ってのも現実的な見解だと思います。

*1:飽くまで個人的見解ですが、MFT以下とAPS以上には圧倒的差を感じました。これが1/2.3"のコンデジなら、その携帯性から十分な存在意義を感じますが。