だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

換算

仕事でLensを購入することもあります。
Camera用のLensじゃなくて、眼鏡とか虫メガネのイメージな一枚のLens。


で、購入する時というかメーカーの示している基本Specは焦点距離とサイズのみ。
(材質とかどの波長用のコーティングであるかとかは別として。)
間違っても口径比なんて掲載されてませんし、指定することもありません。
(画角なんて考慮の対象にすらしていません。)
現実の口径比は、どのホルダー使うかとか、どんな口径の絞り入れるかとか、装置の窓(入射 and/or 出射用)のサイズとか、実際にLensのところに来てる光のサイズとかで決まります。
もちろん、折角来てる光を有効利用するようなサイズのLensを選択することになりますが、立体障害でどうしても光がケラレてしまうことも有り得ます。
なので、Camera用Lensが特殊な条件下にあるのだろうと思われます。


で、Camera用Lensの場合、135を基準とした換算焦点距離がなんの躊躇いも無く横行しています。
LensのSpecを焦点距離では無く画角で表せば換算なんて必要なくなるんでしょうが、本来のSpecである焦点距離をネグるのもアレだし、ニコンのFX用LensをDXで使う場合なんか不便でしょうし、そうはならないことは理解できます。
が、なんで口径比を換算しないのでしょう?
絞りは光量の調節だけでは無く、被写界深度をコントロールするものです。
被写界深度によって出来上がった写真の“感じ”が大きく変わることは異論が無いでしょう。
初心者向け入門書的なものには、シャッター速度を上げて動きを止める/落として動きを表すなんてのと並んで、絞りによって被写界深度を変えて表現するなんてのはほぼ最初の方に掲載されてます。
でも、口径比を換算すると非難囂々だったりします。


非常に不思議だったので、暇な時にググってみました。
すると、摩訶不思議なモノに遭遇しました。
例えば、135とMFTの比較において、口径比を換算すると、
口径比が小さい→透過光量(Photon数?)が少ない→センサー(フォトダイオード?)に到達する光量(Photon数?)が減る→画質が悪い
なんというか、呆れてものが言えません。
色々な理論(らしきもの or 風)をこねくり回しておりますが、最悪な疫学を見る思いでした。
他の要素は全て無視なのか?
現実的に優位差と認識可能なのか?
否!


いったい、何をしたいのか全く理解できない。
図書館が文献複写のための装置を導入する際の機種選定でもしているのでしょうか?
こんな下らないことは無視して、被写界深度を予想するために口径比も換算すべきです。


#メーカーが高額で利益の大きい大口径を売りやすくするために換算を潰そうとしているとか? www