我が家のベランダにはやや、大きなプランターが三つ並んでいます。色んなハーブが植わっているのですが、左側と真ん中のやつは寄せ植えで、「タイム」,「レディースマントル」,「ラベンダーセージ」等々。右端のやつはミント (オーデコロンミントだかスペアミントだか、わたしゃようわからん) のみが植わっています。
昨年、植える時に中央のプランターにもミントの茎が混じってしまったらしい。妙に元気な葉っぱをしたミントが数本、風に揺れていました。ミントってのは強力な奴らしく、放っておけば他のハーブ達に悪影響があるかもしれない。そこで、根こそぎミントを引っこ抜きました。
そのまま廃棄するのは可哀想なので、現在はPETの瓶にささったミント君達が窓辺で太陽の光を浴びながら風にそよいでいます。
ミントってやつは、“ブチッ”っと摘み取って水にさしておけば根が生えてくるようなパワフルな子達なのです。透明なPET瓶なので観察していると、不思議なことが判りました。
水にさして一週間なのですが、土中にあった根は元気を失い、代わって新たな根が生えてきました。元々あった(土中の)根が全て死んでしまうわけではないのかもしれませんが、なにも代替わりすることもあるまいに。
太陽の方を向きたがる彼らを眺めながら、まだまだ観察は続きます。