可視光線の短波長端(360〜400 nm)から1 nmくらいまでの波長範囲の電磁波。UVと略記する。短波長側限界はあまり明確でなく、数十 nmより短波長側は軟X線と重なる。多くの物質は紫外線に対して不透明で、構造が複雑なほど、また波長が短いほど吸収が著しい。
200 nm以下の波長領域での研究には真空の雰囲気が必要(つまり、空気に吸収されてしまう)なので、これ以下の波長領域を真空紫外線(vacuum ultraviolet rays)と呼ぶ。分光分析の分野では200 nmより短波長の紫外領域を遠紫外、300 nmより長波長領域を近紫外などと表現することがある。
#↑とある消息筋に『紫外線』の話題があったのですが、なにも思いつかなかったもので。(^^;A