本日から今回Sonicさんにお借りした3本のうちの2本目、C-Biogon 35 mm F2.8です。
何しろ、暇がない以上に悪天候ばかりで、なんとか晴れ間を見つけてはって感じ。なので、グルーピングは諦めて、単純時系列で5枚ずつ上げていきます。所々、比較すべきなのに翌日になってしまったりしてますが、元々厳密なTestでは有り得ませんのでヨシとして下さい。
そのC-Biogonですが、COSINAのHPから能書きを引用してみます。
Carl Zeiss C Biogon T* 2.8/35 ZM コンパクトさとハイパフォーマンスの両立 旧コンタックス用として、天才レンズ設計者ルードヴィッヒ・ベルテレにより生み出された広角レンズ、ビオゴン 2.8/35。伝説の名レンズがTTL測光にも対応する新設計により21世紀に蘇りました。絞り開放から驚異的な性能を 発揮し、ディストーションを徹底的に排除したシャープで歪みのない描写を特徴とします。全長29.8mmのコンパクト なスタイリングはレンジファインダーカメラ用の標準レンズとしてZeiss Ikonにベストマッチ。撮影の機動力を高めま す。 レンズ名称に付けられた“C”は、往年のコンタックスレンジファインダーカメラ用にラインナップされていた評価の高 いクラシックレンズを、Zeiss Ikonカメラに装着可能なZMマウントとして新たに設計したシリーズを意味します。 ● 高精度ツァイスZMマウント ● 最高の光学性能 ● 鮮明でヌケの良い画像をもたらす高度なフレアコントロール ● 実用上ゼロに近く補正されたディストーション ● 絞り値に関わらず最小限に抑えられた焦点移動 ● 正確な1/3EVステップの10枚羽根虹彩絞り ● 偏りのない色再現性のためのカラーマッチング ● 極めて正確なレンジファインダーカップリング機構 主な仕様 焦点距離 : 35mm 絞り値 : f/2.8〜f/22 撮影距離 : 0.7m〜∞ 画角(対角線/水平線) : 62°/53° 最近接撮影範囲 : 41cm×62cm レンズ構成 : 5群7枚 フィルター径 : 43mm 質量 : 200g 最大径 : φ52mm 全長(マウントより) : 29.8mm 距離計連動範囲 : ∞〜0.7m
この手の能書きには結構苛っとさせられるのですが。焦点距離より口径比を先に表記するのも気に入らないんですが、まぁ我慢しましょう。「Carl Zeiss」などと前面に押し出さず、「COSINA」にもっと自信を持てよ、とも言いたいのですが、売値をつり上げるためなんでしょうね。
最も気に入らないのが「ZMマウント」。ほくとれんだーの方は「VMマウント」。どっちも「Mマウント」でいーじゃねーかよっ! 鏡筒がBlackなのに先端だけSilverってのも野暮ったくて大嫌いです。ま、一番気に入らないのは価格なんですけどね www
ただ一点、いいところはレンズ構成。5群7枚ってのは少なくて宜しい。
このLens、Sonicさんのお気に入りと言うことなので、出来る限りしつこくTestしてみました。お気に入りにも拘わらず貸与していただき、有り難う御座います。 >Sonicさん
で、最初に残念な報告を。こいつ、たった35 mm (換算52.5 mm) なのにも関わらず、NEX-5では色被りします。流石はBiogonってところでしょうか。SonicさんのNEX-5Nでは無問題らしいので、Lensの問題と言うよりはBodyの問題なんでしょうが。
DSC03476 posted by (C)siryu
樹木の先っぽ。早速色被りしています。
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光芒。イイ感じ w
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隠しちゃうと、ツマラナイ
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順光では酷い色被り。