しかし、“時”ってのは恐ろしいなぁ。まさかCONTAXが無くなるとは思わなかった。まさかNIKONがここまで縮小するとは予想もしなかった。
わたくし的には、デジカメと銀塩カメラは全く別なものだった。デジカメで撮影した奴をPrintしたことなんて一度もなかった。PCの画面で見るか、Home Pageに載っけるか、誰かにe-mailやFTP経由で送るかしかしなかった。また、それで十二分だった。そんなもんだ。
だが、世間一般では違ったようだ。どでかくて重くて滅茶苦茶高価な一眼レフでネガカラーを使い、サービスサイズにPrintするのがメインだったのだ。つまり、最初から一眼レフなんて必要の無いものだった。だからデジカメに取って代わられてしまったのだ。
「35mm Filmで、全紙大以上に伸ばして、ピント・ルーペで覗いて・・・」
なんてことをやったことがあれば、「ん百万画素」なんてちゃんちゃら可笑しいってことが身に沁みて判るはずなんだが・・・