だ・か・らっ、Dia“l”yだってばさ!

これは『戯れ言』です。また、“Diary”ではなく“Dialy”です。つまり、日記に似て非なるものです。 所謂『日記』ではありません。お間違えの無いようお願いします。(^^;A

「資源のない日本には原発が必要だ」という解り易すぎる嘘

原発推進派は、よく「資源のない日本には原発が必要だ」という論理を振りかざす。果たして本当だろうか?
日本が資源大国でないのは間違いない。特に化石燃料については資源小国どころか皆無に近い。が、そのことと原発との関連はない。敢えてこじつければ、化石燃料に偏重するのではなく様々なものをバランス良く、ということになる。しかし、ウランが産出するわけではないのだ。ウランとて、輸入に頼っているという意味では石油や天然ガスと変わりはない。
「資源のない日本には原発が必要だ」というのは、石油ショック当時に言われたお題目だ。そのころは原発で大量のウランを必要としている国は少なく、ウランの輸入にあまり支障はなかった。だが、Fukushima直前の状況では、中国や印度さらには東南アジア諸国が原発の建設を推進する状況にあり、特に中国は大量の原発を作ろうとしていた。Fukushimaが起きなければ、熾烈なウラン争奪戦が繰り広げられるであろうことは必至であった。(Fukushimaが起こったことにより、世界的に脱原発の気運が高まり(中国等は相変わらず大量建設の動きを止めようとしないが)、皮肉なことにウランの入手に関する困難は軽減された。)
つまりは、「資源のない日本には原発が必要だ」なんてのはノスタルジーもいいところで、現状にはそぐわないなんの根拠もないスローガンなのだ。
地震国である日本は地熱エネルギーに関しては世界に冠たる大国の一つであり、海洋国家である日本は波力の点でも非常に有利である。そして、太陽や風は輸入しなくてもふんだんにある。「資源のない日本には自然エネルギー発電こそ必要だ」というのが正しいのである。


原発推進論者達よ、もう少しだけ頭を使ってくれ。見ているだけで痛すぎる wwwww