「カレーをスパイスから作る男」
というのがあるそうな。
クリエーター,カメラマンと並んで、
付き合ってはいけない3C男
なんだそうだ。
なんで一つだけピンポイント?という突っ込みは敢えてスルーするとして、Cを3つ揃えるための無理矢理感満載。
いや、そんなことはどうでもいい。
これを聞いたのはかなり前なのだが、聞いた瞬間に
『ベランダでプランターに水やりをする男』
が頭に浮かんだ。
そりゃ、スパイスを作るためにハーブを育てるようなヤツはいくらなんでもマニア過ぎるよなぁ、と納得した。
が、この文章の意図は違ったようだ。
スパイスを使ってカレーを作る、だそうだ。
いや、それはおかしい!
「スパイスから作る」
なのだ。ゆえに、スパイスを作らねばならない。
単にスパイスを用いて作るってことなら、さしてマニアでもない。
通常はルー的なアレを用いるが、ルーの代わりにカレー粉を使っても手間はさほど違わない。そのカレー粉の代わりに各種スパイスを調合して用いても然りだ。
そりゃ、ルーをぽんぽん入れるよりは多少手間はかかるが問題にするレベルではないのだよ。
やはり、ハーブから育てなければこだわりとは言えないのだ。
そして、表現が「スパイスから作る」である。
「から」作るのだ。
ハーブを育てろよ、ボケェ!